CLAS 車間距離計
準天頂衛星システム「みちびき」による
CLAS 車間距離計VGVS-SP8Ci
国内初
実用新案出願中
車間距離計がみちびきに対応しました。
このCLAS車間距離計を
2台の試験車両へ搭載することで、
CLASで測位したセンチメーター級の座標から
±2.5cm精度の車間距離を
リアルタイム計測するシステムです。
特徴
- 従来の2周波GPS/GLONASSに加えて4周波(L1,L2,L5,L6)みちびきに対応した受信機を搭載従来の2周波GPS/GLONASSに加えて4周波(L1,L2,L5,L6)みちびきに対応した受信機を搭載
- CLASを利用することでRTKのような基地局が不要
・一般市街地での試験も可能・基地局不要でコース測量が可能 - 自動運転やADAS評価に最適
- CLAS状態における車間距離精度は±2.5cm
・速度精度0.1km/hのリアルタイム計測が可能・緯度・経度の精度はセンチメーター級(CLASレベル) - 試験車両1台に対して最大4台のターゲット車両との車間距離計測が可能
- CAN入出力に対応しています
車間距離 概要図
リアルタイム計測画面(試験車両)
[車間距離計測における取得データ]*は画面に表示
-
車間距離(ターゲット間 縦距離)*
[m] -
TTC(衝突余裕時間)*[車間距離÷相対速度]
[s] -
THW(車間時間)*[車間距離÷自車速度]
[s] -
相対速度*
[km/h] -
自車速度*
[km/h] -
自車加速度*
[m/s2] -
自車進行方位*
[°] -
アンテナ間 距離
[m] -
アンテナ間 縦距離・横距離
[m] -
アンテナ間 相対角度
[°] -
ターゲット間 横距離*
[m] -
ターゲット間 相対角度
[°] -
ターゲット車両 速度
[km/h] -
ターゲット車両 進行方位
[°]
※CLAS(Centimeter Level Augmentation Service)とは
センチメーター級測位補強サービスと呼ばれ、電子基準点のデータから計算した誤差要因別に表現した補正情報を準天頂衛星である「みちびき」から配信することによりセンチメーター級の測位精度を実現するサービスです。
CLAS車間距離計測 システム構成
ソフトウェア画面
仕様
- データ項目
- 精度
- 車間距離(ターゲット間 縦距離)
- ±0.025m
- TTC(衝突余裕時間)
- ±0.05s
- THW(車間時間)
- ±0.05s
- 自車速度
- ±0.1km/h
- 自車加速度
- ±0.05m/s²
- 自車進行方位
- ±0.1°
- ターゲット車両速度
- ±0.2km/h
- ターゲット車両進行方位
- ±0.1°
- 相対速度
- ±0.1km/h
- ターゲット間 距離
- ±0.03m
- ターゲット間 横距離
- ±0.08m
- ターゲット間 相対角度
- ±1°
- アンテナ間 距離
- ±0.03m
- アンテナ間 縦距離
- ±0.03m
- アンテナ間 横距離
- ±0.08m
- アンテナ間 相対角度
- ±1°
機器構成(1車両分)
ACC・LKAなどの評価に最適